○吉川(元)委員 いや、私が言っているのは、木田専務理事については関連事業統括というふうになるのが普通なのではないんですかと聞いているんです。まあ、ちょっと時間がないので、もうこれはいいです。 次に、これも既に当委員会で指摘されておられますけれども、今回、技師長だった浜田理事が退任をされました。その後任ということで、四月十二日の経営委員会の中でこれも議論をされておられます。
しかも、一年間、N響という関連団体でお仕事をされ、この間のアイテックなどの関連団体の不祥事を踏まえ、関連事業統括の担当をされるのかと思うと、放送を統括すると。会長自身も経営委員会の中で、関連事業、これがキーだ、だから呼び戻したんだというふうにおっしゃられましたけれども、実際、その担当にはなっていないわけです。
他方、理事の担務というところで見ますと、今までは専務理事が例えば経営企画統括や関連事業統括、別々の方が専務理事でやっていました。でも、今は一人の理事が例えば経営企画統括と関連事業統括を担当されています。関連事業といえば、今申し上げたNHKアイテックの不正問題、様々なコンプライアンスの問題があります。
報告書では、NHKビジネスクリエイトが、NHKの関連事業統括理事や会長の了解を得ながら、購入申込額を決め、優先交渉権の内定を得たこと、その後も、NHKの関連事業局と連絡をとり合っていたとしております。一方、しかるべき段階で関連団体ごとに事前協議を行う必要があることを、関連団体とNHK側、双方が認識していたとも記述をされています。
その中で、この監査委員会の報告を読みますと、本件土地取引では、NBCが買い取り申込書を提出するに当たって、協会の財務・経理統括理事、関連事業統括理事及びNBC社長の三名が、NBC社長名で買い受け申込書を提出することを確認する旨の文書をそれぞれ署名捺印の上取り交わしたことが確認されたというふうになっております。
それから、吉国専務は今まで、視聴者業務統括補佐、広報業務統括、関連事業統括と、いずれもお二人とも重要な仕事を三つ請け負っていたんですね。 ところが、今回は、ともにターゲット80統括補佐。しかも、全国で受信料の収納率の低い四地区があるそうですが、その四地区を二つずつ分けて担当するということであって、これではせっかくの能力のある人がもったいないと思わないですか。籾井会長、どうですか。